新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
元旦の崖の湯は、朝-6℃とお正月らしい気温となりました。
夜からの雪が4㎝くらい積もって、道路以外は、雪が融けずに白い世界です。
農閑期の湯治は、寒湯(かんゆ)と呼ばれ、
1日に数回の入浴と食事と休憩を繰り返して、
温泉に反応する身体の様子と向き合いながら、
肉体の回復とともに、日常生活から切り離れて、心のリフレッシュもはかるものです。
いうなれば、「食っちゃ寝+温泉入浴」なのですが、
これが実際にやってみると、予想外にハードな過ごし方で、
1日はあっという間に過ぎてしまいます。
慣れた方は、1週間以上滞在されますが、
まずは、3泊程の滞在で、身体の様子をみるというのがおすすめです。
入浴の仕方としては、短い時間から始めて、決して無理のないように入ることです。
個人差のあることなので、治したい一心で頑張りすぎるのは、良くないものなのです。
こちらのお湯では、2,3日後に痛みが出てくることがあります。
そんな方は、お湯が効いていることですので、
帰宅されると痛みが消えて回復されることが多いようです。
もちろん、痛みがなく回復される方もいらっしゃいます。
山上旅館では、湯治の風習を大切にしながら、
今年も皆様のお越しをお待ち申し上げております。
三九郎(さんくろう=どんど焼き)は、小正月の行事です。
この土台にお正月の外飾りやダルマやお札をつけて燃やします。
繭玉に見立てた柳の枝に団子をつけて焼き、1年の無病息災を祈念するのです。
最近は、15日(小正月)を待たずに、週末に繰り上げて行うことが多く、
繭玉も団子ではなくマシュマロを焼くこともあるようです。
何故か、この時期スーパーマーケットにマシュマロがたくさん売られるようになりました。
焦がしたコーヒー味のマシュマロは、確かに美味しんですけどね。