2016
01.31

雨氷(うひょう)被害

1月29日は、朝から夜まで-1℃でした。
この時期の気温としては、暖かい日ですので、雪ではなく雨が1日中降りました。

この雨は、樹木、電線、車など、落ちた衝撃で途端に凍るという不思議な現象で、
すべてのものを氷のコーティングしてしまいます。
その氷が1日中降り続いた雨のおかげで、とても大きくなってしまいました。
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夜になると重みに樹木が耐えられず、
山からピシピシと枝の折れる音やズズーンと倒れる音がひっきりなしに響きわたり、
23時頃ついに停電になってしまいました。
その音は一晩中続き、朝になると、
家の前の坂道は、アカマツの落枝でふさがれていました。
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電気の復旧は、翌日の夜9時30分。
同じ標高帯では松本地域のたくさんの場所で倒木と停電があった中、
多くの中部電力の作業員さんが尽力してくださいまして、
おかげさまで2晩目の停電は免れることができました。

さすがに翌日のお客様にはキャンセルしていただかざるを得ませんでしたが、
この状況では、来ていただける状況ではありませんので、仕方ありません。

崖の湯では人の被害がなく、一部で自動車や家屋に被害があったようですが、
山上旅館では幸い被害がありませんでした。
膨大な量の枝や倒木の片付けは、大きな宿題です。

いまだ低温が続いているため、日当たりの悪い木は今も氷が融けずに
氷の重さで大きく湾曲しています。

2、3年に1度は見られる現象ですが、
被害が出るほどの規模は18年ぶりです。

陽の当たったガラス細工は、まぶしく輝いてとても美しいものです。
折れてしまった樹を見るとがっかりしてしまいますが、
先を見て、「それでも山づくりをする努力を続けなくちゃいけないよ」と
笑顔で言われたご近所の師匠に脱帽なのでした。
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