諏訪出身の知人から、八島湿原のすばらしさを聞いてから20年近く経ちましたが、
最近、ようやく行くことができました
崖の湯からは、塩尻峠~下諏訪~和田峠経由で、1時間半くらいでしょうか
20年前、この時期の美ヶ原から霧ヶ峰までのビーナスラインでは、
一面に咲くニッコウキスゲの光景が見られましたが、
現在は、ニホンジカによるの食害で、見る影もなくなってしまいました。
ところが、諏訪側の霧ケ峰高原や八島湿原では、
早くからシカ除けの柵を設置して、管理されてきたとのこと
今年は、10年ぶりの当たり年だそうで、一面の黄色い景色を見ることができたのです
とても懐かしくて感激してしまいました
柵で囲っているところと、囲われていないところは、一目瞭然
無料になったビーナスラインを走ると、咲いているところは、とても目立ちます
そして、八島湿原では、ニッコウキスゲだけでなく、沢山の種類の高山植物たちが
花を咲かせていました。これだけ広いエリアを柵で囲って管理するのは、
どれだけ大変なことでしょう
柵が目立たないように配慮されていることも、とても素晴らしい
本当に頭が下がる思いです
以前は、同じ中信高原国定公園内の高ボッチ高原でも、
たくさんのニッコウキスゲや高山植物のお花畑を見ることができましたので、
懐かしい植生に、羨ましい気持ちと失ったことの残念な気持ちが行ったり来たり
それにしても、高山植物は春から秋の花が次々と短い期間に咲いてきますので、
今年のうちに、また是非訪れたいですね

八島湿原から車山を望む
雨雲とニッコウキスゲは意外にマッチ(写真には反映されていませんが)