山菜の最盛期は、収穫と下ごしらえに慌ただしい日々です
特に今年は、冬が長かったせいか、ワサビの花とコゴミとタラの芽が
ほとんど同時に収穫期を迎えてしまい、
毎日、短時間勝負で収穫に勤しんでいます
もう少しゆっくり、一斉じゃなく出てほしいのですが、
お構いもなく、猛スピードで大きくなる生命の勢いに
まったくついていけません
収穫できた喜びってものを
少しかみしめたいところですが
どういう訳だか、この敗北感
でも、まあ、勝ってはいけないところではあります
お1人でも多くのお客様にお出しできますように
コゴミの収穫場所近くで、紅白のおめでたいキノコを見つけました
幼菌では、真っ白の毛皮をまとっていて、
成熟すると内側が真っ赤な盃になります
まだまだ草の生えていない落ち葉の枯野を彩っていました
自分的にはインスタ映え(インスタはしないけれど)なんじゃないかと
数日後、行ってみると幼菌が皆成熟して、全部が赤い盃に。
あんまり可愛らしい感じではなく、
鳥のヒナが餌を一斉に要求してくるようで、少し困惑
調べてみたら、シロキツネノサカズキかシロキツネノサカズキモドキだと思われます
チャワンタケの仲間ですが、早春に成熟するキノコだそうです。
名前が覚えやすいのでちょっと嬉しい
来年の楽しみが増えました(来年になったらきっと忘れる、間違いなし)