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2022
01.15

三九郎(さんくろう)

1月7日は、お正月の外飾りを外し
1月10日は、内飾りを外して
1月15日に三九郎(どんど焼き)で焚き上げます

竹で組んだ骨組みに藁や枝を詰め
正月飾りと一緒に古いお札やダルマも一緒につけるのです

火柱とともに竹が爆ぜて、
目も開けていられないほどの高温と
パカーン、パカーンと身体の芯に響く音が谷に響きます

炎が落ち着いたら、ヤナギの枝やミズキの枝に繭玉団子をつけて焼き
それを食べて1年の無病息災をお祈りします
今年は子供たちの参加があって、いつもより少し賑やかでした

ダルマ

焚き上げる前の松本ダルマ
両目が入る、ほんのひとときです

松本ダルマが奉納される「上野の庚申様」や「玄番稲荷」では
奉納されて積まれたダルマにどんな両目を入れられているのか、とっても楽しみです
目入りだるま
ちなみにこちらは、昨年、玄番稲荷に奉納された松本ダルマ
あまりじっくり見ることは、なんとなく憚られるので写真に撮って楽しみました
どのだるまさんも願を果たした後の充実感漂う(!?)表情です

今年、牛伏寺の縁日祭で得た新しい松本ダルマは、眉毛と髭がおとなしめ
玄関先でお客様をお迎えしてくれています

松本ダルマをご所望の方は、各地で行われる「あめ市」などでも
屋台が出ていますので、お探しになってみては、いかがでしょう


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