ウコギの花が満開の時に、そんなにじっくり鑑賞したことはありません
トゲが痛い上に、放っておけば、枝は暴れ放題
なかなか仲良くなれない植物の一つです
利用するとしたら、ウコギ飯に使う新芽の時期ですし、
同じウコギ科のタラの芽やハリギリやコシアブラの方が
ずっと好まれますから
けれども、この満開の花は、手毬のようにまん丸で、色はやわらかい浅黄色
雨で湿気の多いこの季節には、涼しげで、とても好ましく思えたのでした
ミツバチたちも盛んに吸蜜しています
一枝花瓶に投げ込んでみましょうか
営業再開の準備で少しくたびれた心に栄養をもらったひと時でした
近くの直売所で今年も朴(ほお)の葉が販売されていました。
6月5日がこのあたりの端午のお節句です。
朴葉もちや菖蒲湯のちょうどよい季節なのです。
木曽の「田ぐち」というお菓子屋さんの朴葉もちが、
この季節楽しみなのですが、
なかなか木曽まで行けないので、
思い切って、この朴の葉で、朴葉もちをつくることにしました。
朴の葉は、1本の茎から葉が8~10枚ほど輪生していて、
蒸しあがった姿は、感激もの。
さて、うまくできたのかといいますと、
なんとか形にはなりましたが、
冷凍保存しておいた粒あんが、おはぎ用だったので、
熱々の蒸したてでは、甘味が控えめすぎました。
ピーナッツクリームをつけながら、
あんことピーナッツは相性いいな、としみじみ。
これって、コロナ太りにまっしぐらのような、
いや、コロナのせいでは全くなく、
ただの太っちょまっしぐら
とはいえ、朴葉の香りがお餅に移って、行事食の風味は、やはり良いものです。
大変遅くなりましたが、6月19日(金曜日)から営業再開の予定です。
皆様からのご心配や心温まるお言葉に心から感謝申し上げます。
また、何度もお問合せいただいたお客様には、大変申し訳ありませんでした。
しばらくは、1晩に受け入れるお客様の人数や
1グループの人数を減らして、営業してまいります。
本日、松本は最高気温34℃の予報です。
畑はずーっと雨がなく、カラカラで、サツマイモの苗が辛そうです。
こちらの玄関前はただいま25℃。
日向の日光は強すぎて目が痛くなるほどですが、
森は木陰で、涼しい風と緑が目を癒してくれます。
これからの暑い季節、ご静養にご利用ください。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
静かな静かな山の宿
ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)は今年も満開でした
すっかり緑に覆われた崖の湯の谷です。
今日は松本が30度に届くかという暑い日でした。
崖の湯は木陰が涼しく、下界に買い出しに行った後は、
気温のギャップがしんどいです。
朝は、日の出時間が近づくとホトトギスやオオルリが賑やかにさえずっていますが、
朝食をいただいた頃には、ハルゼミとエゾハルゼミの大合唱となります。
今日は午前中に竹の子を堀りました。
竹の子は、そろそろ終盤です。
この標高1000mで孟宗竹(モウソウチク)って、
結構レアかも。
今年は結構収穫できましたので、来年は少なそうです。
おおよそ1年ごとに豊作と不作になる傾向なのです。
掘ろうと思ってクワを入れようとしたら、
竹の子にハルゼミの抜け殻を見つけました。
いつも、不思議なところで羽化してるセミの抜け殻を見つけると
なんとなく嬉しくて写真に撮ってしまいます。
でも、撮った写真は、大概思いとは裏腹な結果に。
この写真もひどいです。