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2019
06.14

ウスバシロチョウの舞い

ここ数年、あまり数が多くなかったウスバシロチョウは、今年だいぶ数を戻した印象です。
幼虫の食草は、このあたりに多く自生するムラサキケマンなど。
ムラサキケマン自体は、毎年変わらず、たくさん咲くのですが、
どういうわけか3,4年前からウスバシロチョウの少ない年が続いていました。

今年は、青空を見上げるとウスバシロチョウの滑空の様子をたくさん見ることができます。
羽ばたかずに円を描いて舞い降りる姿は、いかにも気持ち良さそうな様子。

庭のレースフラワーが今の主な吸蜜場所になっています。
今満開のツツジよりもたくさん集まっているのは不思議です。
ウスバということで、羽が透けて見えるのか、
この時期、そろそろ羽が傷んできて、透けて見えるのかよくわかりません。

青空に透けたウスバシロチョウは、撮影が難しいけれど、
レースフラワーに夢中のウスバシロチョウは、私にも撮れました。
羽が透けているのわかりますか?

ムラサキケマンは、種子の熟す季節です。
ぷっくり膨らんだ種子の鞘にそっと触れると、
パチパチ爆ぜて種子が飛び散り、来年に備えます。
お客様にも、そっと握ってみてほしいです。
この感触、私は毎年楽しみにしているのですが。

ウスバシロチョウ

2019
06.11

初夏の白い花

梅雨に入り、山は白い花が多くなりました。
卯の花、ノイバラ、スイカズラ、ミヤマガマズミ、ヤマオダマキが
見頃となっています。

畑の行き帰りに窓を開けて軽トラを走らせていると、
何だか良い香りがすることに気がつきました。

クズにはまだ早いし、スイカズラや卯の花は香りません。
香りの主は、ノイバラでした。

毎朝スイカズラとノイバラがたくさん咲いているところを通るのですが、
今まで香りに気づきませんでした。
まだこの季節、朝は寒くて車の窓を開けることはないのです。

なんと優雅なひととき。やっぱりバラの香りはいいものです。

咲き始めは美しいのですが、切り花にしても花持ちが良くなくて、
すぐに、はらはらと花びらが落ちてしまうことや、
トゲがすごいので、藪こぎでは服を傷めてしまう原因になったり、
畑のふちに、切っても切ってもなくならず、お強くていらっしゃる。
今までは、冬の美しい赤い実くらいしか注目していませんでした。

この時期、お庭に咲き誇る西洋のバラもすばらしいけれど、
野生のノイバラは、それなりに日本らしい姿や香りで力強いものなのですね。

自分の土地にあるものには、容赦しませんが、
他所の土地のノイバラには寛容な心持ちでおりましょう。

写真の場所は、
ノイバラとスイカズラとノブドウとアケビとサルナシとが絡まる
熾烈な戦いの場所でもあります。
私は、サルナシに勝ってほしいのですが、今はノイバラとアケビが優勢に見えますね。


ノイバラ


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