畑に2回目の霜が降りて、今まで立体的だった畑の作物は、
すっかりペッタンコになりました。
ズッキーニのトロンボンチーノは、つるが四方八方に伸びて、
トウガラシや米ナスやサトイモを飲み込む勢いでしたが、
今は黒く萎びて、花も若果も天ぷらの材料に使えなくなってしまいました。
ところが、霜が降りたのは、うちの畑だけで、
隣の畑にも下の畑にも霜は降りていない様子です。
ほんの少しの環境が違うとしたら、
北側の森の存在と日当たりによる地温の違いでしょうか?
隣の畑が青く見えて、少しばかり羨ましいです。
それでも、野沢菜、大根、小松菜、ほうれん草、小カブ、水菜、白菜など、
秋まきの野菜たちは、順調に育っています。
寒さに強い作物たちですが、一番の心配はシカの食害です。
今までの経験から、シカに一番人気の長大根を中央に蒔いて、
外側にたくあん用の大根、稲核菜(イネコキナ)、ほうれん草と、
人気のない野菜を蒔くという対策をしてきましたが、
今年は、少しずつ真ん中の大根がかじられてきています。
数年前のように一晩で壊滅ということはありませんが、
日に日に足跡は増えて、虫食いのように大根の地上部がなくなっていきます。
電気柵の設置は、不可欠のようです。急がなくては。