山にキノコが生えているかどうか見極めるのに、
本来は何度か山に入って探すことが一番確実なのですが、
裏山に入るのは雨氷の被害以来、少々難しくなっています。
そこで、近くの直売所を覗くと、出荷されているキノコの様子でわかることがあります。
今年は、空梅雨だったため、サマツ(夏に発生する松茸)は残念ながら出ませんでした。
きのこシーズンはショウネンボウ(コムソウダケ)やウシビテ、オオツガタケなど
比較的標高の高いところから始まります。
そして、松茸、リコボウ(ハナイグチ)、クリタケの順でしょうか。
その産地が、西山(松本盆地をはさんで西側の山)か東山で、発生状況が違いますので、
東山産が出ている場合には、裏山にも発生している可能性が高いと予想できるのです。
秋雨前線と台風がもたらした大量の雨と、この後やってくるズシンと来る寒さが
キノコの出てくる合図となるか、今後も直売所に注目です。
松茸はボチボチ出始めています。昨年に続いて今年も豊作になるでしょうか?
期待したいところです。