松本の七夕は、月遅れの8月7日です。
松本城の隣の市立博物館、中町通りのはかり資料館、内田の重要文化財馬場家住宅などで、
現在(8月16日まで)七夕人形の展示が行われています。
七夕人形とは、着物を着せた男女1対のつるし人形です。
織姫様のお付きで、髭をたくわえたカータリー人形もいるのかどうか、知りたいところです。
馬場家住宅では、江戸時代の古民家の縁側に人形とお供え物が飾り付けられ、
今年は、「ゆかたを着て写真を撮ろう」というイベントも毎日行われているそうです。
おそらく、ゆかたを貸してくれて、着付けしてくれるのではないでしょうか。
のどかな田園に囲まれた馬場家住宅で、蝉の声を聴きながら、
七夕人形ごしに縁側で庭園を眺めたら、何か昔と同じ風が吹いて、
タイムスリップできそうな気持ちがしてきます。