最近、東山山麓線の道上は、花の甘い香りに満ちています。
お花は、ニセアカシアと呼ばれているマメ科の白いお花。
今年は、花つきが特によくて、崖ノ湯口交差点から崖ノ湯までの道沿いは、
圧巻の花道となっています。
ところが、このお花、もともと日本にあった植物ではありません。
山の崩壊を防ぐために植えられた外国からの助っ人です。
不安定な斜面でも、すぐに根っこを張って、大きく育ち、
日本の在来の植物が自然に育ってくる頃には
寿命を終えるということで、植えられたのですが、
近年は増えすぎてしまって、在来の生態系に悪影響を及ぼすとして、
悪者あつかいされています。
そのようなわけで、みんな伐採してしまおう!なんて声が大きくなっていたのですが、
セイヨウミツバチの養蜂家にとっては、
アカシアの蜂蜜として重要な蜜源になっているものですから、
そんな方々からは、伐採反対なんてこともあり、
なかなか簡単には解決できないことになっています。
沢沿いには、セイヨウミツバチの飼育箱をたくさん目にします。
ミツバチたちは、元気に蜜を集めていて、けなげな羽音も聞こえてきます。
アカシアのハチミツは、アルプス市場でも販売されています。
あっさりとした飽きのこない味です。
ニセアカシアは、和名がハリエンジュ。
こちらでは、アカシアと呼ばれることも多いのですが、
本来アカシアといえば、黄色くてポンポンとした花ですので
(このあたりにはめったにありません)、
ちょっと混同されてしまいますね。
このお花をこちらでは天ぷらにしてお出ししています。
お花を揚げると甘い香りが油に移って、台所中に広がります。
短い梅雨前のひとときです。
お花は、ニセアカシアと呼ばれているマメ科の白いお花。
今年は、花つきが特によくて、崖ノ湯口交差点から崖ノ湯までの道沿いは、
圧巻の花道となっています。
ところが、このお花、もともと日本にあった植物ではありません。
山の崩壊を防ぐために植えられた外国からの助っ人です。
不安定な斜面でも、すぐに根っこを張って、大きく育ち、
日本の在来の植物が自然に育ってくる頃には
寿命を終えるということで、植えられたのですが、
近年は増えすぎてしまって、在来の生態系に悪影響を及ぼすとして、
悪者あつかいされています。
そのようなわけで、みんな伐採してしまおう!なんて声が大きくなっていたのですが、
セイヨウミツバチの養蜂家にとっては、
アカシアの蜂蜜として重要な蜜源になっているものですから、
そんな方々からは、伐採反対なんてこともあり、
なかなか簡単には解決できないことになっています。
沢沿いには、セイヨウミツバチの飼育箱をたくさん目にします。
ミツバチたちは、元気に蜜を集めていて、けなげな羽音も聞こえてきます。
アカシアのハチミツは、アルプス市場でも販売されています。
あっさりとした飽きのこない味です。
ニセアカシアは、和名がハリエンジュ。
こちらでは、アカシアと呼ばれることも多いのですが、
本来アカシアといえば、黄色くてポンポンとした花ですので
(このあたりにはめったにありません)、
ちょっと混同されてしまいますね。
このお花をこちらでは天ぷらにしてお出ししています。
お花を揚げると甘い香りが油に移って、台所中に広がります。
短い梅雨前のひとときです。
「のじこ」は、鳥の名前です。
こちらには夏に来てくれる鳥です。
この数年あまり見かけないのですが、
カタクリの咲くころに群れで来て、
賑やかしてくれる愉快な野鳥。
旅館には「のじこ」というお部屋があります。
コンパクトな6畳間ですが、
年配の湯治のお客様にご指定をいただくことが多いお部屋です。
北側の窓から見える藤とヒメシャガとツツジで、
この時期が一番華やかな窓からの眺め。
藤は花の房が長い長藤です。
花は咲きながら長くなっていきますが、
1m近くになるものもあって、
最後の先端の花が咲く頃には、
最初に咲き始めた花が終わっているくらいです。
ヒメシャガは、昨年アナグマの襲撃に遭い、
少し減ってしまったけれど、まだまだ見られます。
藤とヒメシャガが同時に咲いている期間はとても短いですが、
このささやかな瞬間が待ち遠しいのです。
こちらには夏に来てくれる鳥です。
この数年あまり見かけないのですが、
カタクリの咲くころに群れで来て、
賑やかしてくれる愉快な野鳥。
旅館には「のじこ」というお部屋があります。
コンパクトな6畳間ですが、
年配の湯治のお客様にご指定をいただくことが多いお部屋です。
北側の窓から見える藤とヒメシャガとツツジで、
この時期が一番華やかな窓からの眺め。
藤は花の房が長い長藤です。
花は咲きながら長くなっていきますが、
1m近くになるものもあって、
最後の先端の花が咲く頃には、
最初に咲き始めた花が終わっているくらいです。
ヒメシャガは、昨年アナグマの襲撃に遭い、
少し減ってしまったけれど、まだまだ見られます。
藤とヒメシャガが同時に咲いている期間はとても短いですが、
このささやかな瞬間が待ち遠しいのです。
崖の湯を下りて、標高700mあたりの畑では
ピンク色の桃の花が4月28日頃に満開になりました。
秋には地物(ごく近所)のモモがとても短い期間ですが、出回ります。
車で通り過ぎるだけですが、冬の剪定、春の花、収穫までの実の成長を見るのが楽しみで、
そっと見守っているつもりになっています。
このところの暖かさ(暑さ)で、桃の花はあっという間に満開になって、
あっという間に散ってしまいました。
入れ替わりに、林檎の花が咲き始めて、満開になりました。
林檎の花は、蕾がピンクで開花すると白い花です。
とても良い香りで、うっとりしてしまいます。
生産者でしたら、受粉や摘果が忙しくなる時期ですので、
そんな悠長なことは言っていられませんが、
毎年のことでも、花が終わって、緑色の小さい実が、
無事に大きな赤い実に成長してくれると、
とてもありがたい心持ちになります。
それにしても、林檎の花って美しいのですよ。
本当はじっくりお花見できたらよいのですが。
ピンク色の桃の花が4月28日頃に満開になりました。
秋には地物(ごく近所)のモモがとても短い期間ですが、出回ります。
車で通り過ぎるだけですが、冬の剪定、春の花、収穫までの実の成長を見るのが楽しみで、
そっと見守っているつもりになっています。
このところの暖かさ(暑さ)で、桃の花はあっという間に満開になって、
あっという間に散ってしまいました。
入れ替わりに、林檎の花が咲き始めて、満開になりました。
林檎の花は、蕾がピンクで開花すると白い花です。
とても良い香りで、うっとりしてしまいます。
生産者でしたら、受粉や摘果が忙しくなる時期ですので、
そんな悠長なことは言っていられませんが、
毎年のことでも、花が終わって、緑色の小さい実が、
無事に大きな赤い実に成長してくれると、
とてもありがたい心持ちになります。
それにしても、林檎の花って美しいのですよ。
本当はじっくりお花見できたらよいのですが。