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2024
04.15

牛伏川階段工(フランス式砂防)

Category: 崖の湯今昔
崖の湯周辺は、この暖かさでソメイヨシノの開花をようやく迎えました
山笑う新芽の春を迎えるのも秒読み段階です

この時期のおすすめスポット
牛伏寺からほど近い牛伏川階段工は、重要文化財の砂防施設です

コロナ禍の頃からでしょうか、週末はバーベキューやキャンプで賑やかです
お車でお越しの際には、駐車場が込み合っているかもしれませんので
ご注意くださいませ

散策ではイラストマップが役立ちます
松本市公式観光情報のサイトの中でダウンロードできますので、

石積みの砂防ダムは明治時代の国家プロジェクトで大工事でした
石は鉢伏山山麓の花崗岩を運び出して使われています
当時の人力の凄まじさに、言葉が見つかりません

牛伏川階段工も完成してから長い年月とともに土砂に埋もれて
見えなくなっているところも多かったのですが、
地元の「牛伏鉢伏友の会」の加藤さんたちが整備や清掃や広告まで
長年にわたって積極的な活動をおこなってくださったからこそ
重要文化財の指定や美ヶ原ロングトレイルのコース設定に
結びついているのではないかと感じています

この工事では内務省の隊長が山上旅館に宿泊していました
こちらから牛伏川砂防工事現場までは「隊長の道」を
頻繁に往復して、連絡などのやりとりをしていたそうです
つい15年くらい前までは、その道もまだ歩くことができたのですが
雨氷による倒木やシカの食害でわかりづらくなってしまった箇所が多くなってしまいました

旅館の石垣は砂防工事のついでに作られたところがあります
旧館の建物の東側、洗面所から見える石垣です
開湯150年という中で、あらためて、ご縁の深さを感じます
石垣シマリ

2015
08.15

学童疎開

Category: 崖の湯今昔
崖の湯では、戦時中、東京からの学童疎開を受け入れていました。
中野区の小学校の生徒たちです。
崖の湯の各旅館に分かれて滞在していたそうです。

高学年だった方は記憶に残されているようで、
訪ねてくださる方がいらっしゃいます。
こちらでは、おいでいただいた方のために
後に訪ねてくださった方の名簿を控えています。

ここから小学校まで歩いて通っていたとのこと。
登校の道すがら、桑畑の桑の実をこっそり食べて、
実の紫色に染まった口で農家にばれてしまい、
しかられた思い出など話してくださいます。

そのころの桑の木の名残でしょうか。
今も崖ノ湯口の交差点から崖の湯に上っていく道沿いには、
大きな桑の木が何本も残っています。

その樹には葛のつるが巻きついて、モンスターのようになっていますが、
その葛に紫色の花が咲きだしました。
濃い香りがあたりに漂っています。
花の時期が長く、8月下旬から9初旬くらいまででしょうか。

お盆を過ぎた途端に、崖の湯には涼しい秋の風が吹き始めました。

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